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2025年

「ジムニーノマド」5ドアを正式発表!ジムニーシエラとの違いは?

2025.1.31  新着情報 

2025年に待望の「ジムニーノマド 5ドア」が日本国内でも発売されることがついに決定しました。近年SUVブームやアウトドア人気の高まりを背景に、これまで海外市場でのみ展開されていた5ドアモデルの国内投入は、多くのファンにとってまさに待望のニュースと言えるでしょう。本記事では、すでに高い人気を誇るジムニーシエラ3ドアとの違いや、5ドア化によって得られるメリット、そしてスペックや価格帯など、あらゆる角度から徹底的に比較・検討していきます。2025年新型ジムニーノマド5ドアに興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

ジムニーノマドの国内発売が待望されてきた背景

まず、ジムニーシリーズはスズキが世界に誇る本格オフローダーとして、軽自動車規格の「ジムニー」と小型乗用車規格の「ジムニーシエラ」が存在します。どちらのモデルも根強い人気を持ち、特に現行モデル(いわゆる4代目・JB64/JB74型)は2018年の発売以来、可愛らしいデザインと本格的な四輪駆動性能、カスタムのしやすさなどが相まって長らく品薄状態が続いてきました。

そんな中、海外では「ジムニー5ドア」と呼ばれるロングホイールベース版のリリースが一足先に実現。インドやオーストラリアなど一部市場で販売が開始され、大きな話題を集めていました。日本国内のファンにとっては「なぜ海外だけ?」というもどかしさが常にあったものの、ついに2025年に日本国内向けのジムニーノマド5ドアが正式に登場する運びとなりました。

ジムニーノマドとジムニーシエラの大きな違い

1. 車体サイズとホイールベース

最もわかりやすい違いは、やはり車体サイズです。ジムニーシエラの場合は全長が3,550mmですが、ジムニーノマドの場合は全長が3,890mmと340mm拡張されています。ホイールベース(前輪と後輪の間の距離)についても、同じく3ドアから340mm延長されることで、5ドアならではの居住空間の広さが実現されます。

ホイールベースが長くなると、オフロード車として重要視されるランプブレークオーバーアングル(車体中央部の路面とのクリアランスが稼げる角度)が多少狭くなるというデメリットがある一方で、オンロードでの直進安定性が高まるというメリットも見逃せません。日常使いが多いユーザーにとっては、車内の広さだけでなく、直進性の向上は大きな魅力となるでしょう。

2. 乗車定員と室内空間

乗車定員はジムニーシエラと変わらず4人です。
3ドアのジムニーシエラは後席へのアクセスが若干狭く、また2人もしくは大人4人で乗車した場合、ラゲッジスペースはかなり限られます。対して5ドアモデルのジムニーノマドでは、後席ドアが追加されることで乗降性が向上し、後部座席をより広く使えるようになります。さらにラゲッジスペースも拡大されるため、ファミリー層やアウトドア用途で大きな荷物を積む必要がある方にも適した仕様となりそうです。

従来の3ドアでは割り切らざるを得なかった「乗車定員の快適性」と「荷室スペースの確保」を両立している点が大きな特徴です。3ドアはコンパクトで取り回しに優れる反面、ややラゲッジスペースが物足りないという声がありましたが、5ドアはその不満を一気に解消してくれる可能性があります。

3. デザイン・外観の変化

外観のデザインについては、基本的なフロントマスクやフェンダーの形状は3ドアとほぼ共通であるものの、車体の長さが延びた分サイドシルエットが変化します。また、リアドアの追加によってウィンドウ形状が異なりラゲッジ部分にウィンドウが1つ追加されました。3ドアが持つコンパクトな愛らしさに比べると、より堂々としたSUV感が強調されています。


ジムニーのアイコニックな丸目ヘッドライトや水平基調のフロントグリルなどは継承され、あくまでジムニーらしさを損なわずに、機能性を高めた進化形と言えるでしょう。

エンジン・パワートレイン

パワートレインはジムニーシエラ(JB74型)同様の1.5L自然吸気ガソリンエンジン(K15B型)が搭載されています。1.5Lの排気量によって高い出力とトルクを発揮。オフロードはもちろん、オンロードでも力強くゆとりある走りを楽しめるでしょう。また水や雪、飛び石への対策を施すなど、高い信頼性も備えているのもジムニーの特徴と言えるでしょう。

安全装備や快適

近年の自動車市場では、安全性能が車選びの大きな基準となっています。現行ジムニーシエラにも衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備が採用されていますが、ジムニーノマドにはデュアルカメラブレーキサポートを搭載し、高速道路での運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール(ACC)や⾞線逸脱警報機能、さらには駐車時の運転もサポートしてくれる後方誤発進抑制機能や後退時ブレーキサポートまで搭載しています。

また、車体が拡大することで室内空間も広がりました。後席のヒップポイントを50mm後方にすることでゆとりあるレッグスペースを確保し、左右の着座間隔を90mm拡大。さらにシートクッションに厚みを持たせたことでロングドライブでも疲れにくい仕様になっています。

グレード・ボディカラー

ジムニーシエラにはベースグレードの「JL」、さらに快適装備を追加した「JC」と2つのグレードが用意されていますがジムニーノマドは「FC」1グレードのみの設定になりました。こちらもMT(マニュアル車)とAT(オートマ車)が選べる仕様となりMTが2,651,000円、ATが2,750,000 円となっています。

また、ボディカラーもジムニーシエラとは異なりジムニーシエラの全11色に対してジムニーノマドは全6色の設定となっています。

カスタム・アフターパーツ

ジムニーシリーズはカスタムのしやすさでも人気を集めています。特にオフロード走行向けのリフトアップ、ホイールやタイヤの交換、ルーフキャリアやリアラダーなどの装着といったライトカスタムから、本格的なサスペンション交換や外装カスタムまで幅広いアプローチが可能です。

5ドアモデルでもその傾向は続くとみられ、特に車内スペースが広くなることで車中泊仕様などのカスタムがより一層増えることが考えられます。アウトドアブームの中で、キャンピングカーまでは手が出せないけれど、ジムニーノマドであればコンパクトかつ本格的に“車中泊”を楽しめるといった需要は高まりそうです。

3ドアと5ドア、どちらを選ぶべきか?

3ドアの魅力

  • 取り回しが良く、狭い道や駐車場での扱いやすさが光るコンパクトサイズ
  • 短いホイールベースが生む高い走破性と優れたオフロード性能
  • ベース価格が比較的抑えられている価格
  • ジムニーらしい愛嬌のあるルックスと小回りの利くボディ

5ドアの魅力

  • ファミリーやアウトドアユーザーに最適な居住性と広い室内空間
  • 後席ドアの追加による乗降性の向上とラゲッジスペースの拡大や使い勝手の良さ
  • ホイールベースが長いため高速道路などでより安心できる直進安定性

「とにかくコンパクトで軽快に走れるジムニーが欲しい」という方や、「オフロード走行を存分に楽しみたい」という方には、依然として3ドアが最適な選択肢となるでしょう。一方、「家族や仲間とキャンプに行きたい」「普段から荷物をたくさん積む」「長距離ドライブが多い」という方には、5ドアのメリットは非常に大きく感じられるはずです。

気になる納期問題

ジムニーおよびジムニーシエラは、発売当初から需要が供給を大幅に上回る状況が続き、長期間の納車待ちが社会現象になるほどでした。今もなお、カラーやグレードによっては納車まで1年以上待つケースも珍しくありません。
特にジムニーシエラ5ドアは注目度が高いため、再び多くの注文が殺到することは容易に予想できます。
購入を検討している方は早めの情報収集と軽スタジオへの問い合わせを行い、余裕をもったスケジュールで計画を立てることをおすすめします。

ライバル車との比較

小型SUVや本格的なオフローダーとして、ジムニーノマド5ドアと競合するモデルは限られます。たとえば、トヨタのライズやダイハツ・ロッキーは小型SUVの範疇に入りますが、オフロード性能という点ではジムニーに敵いません。一方、トヨタのFJクルーザーやランドクルーザーなどのラダーフレームSUVは本格的なオフロード性能を備えますが、車格も価格帯もジムニーシエラとは大きく異なります。


結果として、ジムニーノマド5ドアは本格オフローダーでありながらコンパクトであるという特異なポジションをさらに強固にする形となります。海外市場において同様のカテゴリーを探しても、近い存在はジープ・レネゲードやブロンコ スポーツなどがありますが、日本国内でのラインナップや価格帯を考慮するとジムニーノマド5ドアのライバルはほとんど存在しないのが現状です。

まとめ

以上、2025年ジムニーノマド5ドアに関する情報をまとめてきました。3ドアと比較すると、よりファミリー層やアウトドア志向のユーザーが使いやすいサイズ感と居住空間を手に入れることが期待されます。加えて、最新の安全装備や快適装備の拡充が行われ、ジムニーが持つ独特の魅力を生かしつつも、実用性を大幅に高めたモデルになることでしょう。

【新型ソリオ デビュー】2025年一部改良で何が変わった?新型ソリオの魅力を徹底解説!

2025.1.20  新着情報 

2025年1月、待望の「スズキ ソリオ」が一部改良を経て新登場しました。日常生活からレジャー、家族でのお出かけまで幅広いニーズに応えられるコンパクトカーとして高い人気を誇ってきたソリオですが、今回の「新型ソリオ」はさらなる進化を遂げています。見た目のデザインや走行性能のみならず、燃費や安全装備にまで配慮することで、より多くのユーザーにとって魅力的な仕上がりになっています。

新型ソリオのエクステリアとデザインの進化

まず注目すべきは、「新型ソリオ」と「新型ソリオ バンディット」のエクステリアの改良点です。

ソリオは、旧型モデルのイメージを継承しつつもフロントグリルのメッキ部分が全体的に拡大され、高級感ときらびやかさが増しています。

いっぽうソリオ バンディットは、ラージクラスの高級ミニバンのような押し出し感の強い“顔面”へと刷新されました。メッキとブラックの加飾を施し、立体的な造形と上級感の漂うデザインがサイズを超えた存在感を演出しています。

ボディカラーはモノトーンはタフカーキパールメタリックをバンディット専用色へ移行。さらにグリッターバイオレットパール(メーカーオプション)を廃止する代わりにスピーディーブルーメタリックを設定し、再びソリオと共通色となりました。
ソリオにはスピーディーブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフを新規設定されたことでユーザーの好みに合わせてより豊富な選択肢が用意されているのも、2025年モデルの魅力の一つでしょう。

室内空間と快適装備

旧型ソリオから定評のある室内空間の広さは、コンパクトカーの域を超える快適さを実現しています。
後席スペースは余裕のあるレッグルームとヘッドクリアランスを保ちつつ、疲れにくい姿勢で座れるように工夫されています。

また、リアシートの可倒式機構が使いやすく、大型の荷物を積み込みやすいのもメリットの1つです。さらにシートアレンジのバリエーションも豊富で荷室の広さだけでなく収納方法の自由度が高いです。これはキャンプやスポーツなど、アクティブな用途にも十分対応できるポイントです。

 室内装備では、インパネ周りのデザインが洗練され、視認性の高いメーター類と共に、大型のディスプレイオーディオを装着できるオプションが充実しています。ナビゲーションやオーディオ、さらにはスマートフォンとの連携もスムーズになり、移動時間を快適にしてくれるでしょう。また、エアコンの操作パネルもワンタッチで温度調整ができるなど、日々の使い勝手にも気を配っています。

パワートレインの改良による燃費性能向上

コンパクトカーを選ぶ際、燃費は見逃せない重要ポイントです。「新型ソリオ」では、エンジンとモーターを組み合わせて走る「マイルドハイブリッドシステム」の制御プログラムが最適化され、燃費性能がさらに向上しています。
パワートレインは1.2リッターのマイルドハイブリッドに一本化され、新型「スイフト」に搭載されている3気筒(Z12E型)のエンジンに変更されました。
その結果、WLTCモードではFF車が22.0km/L、4WD車が20.7km/Lと、いずれも従来型からの改善を実現しています。

市街地走行から高速道路まで、様々なシチュエーションで効率的にエネルギーを使うことができるため、ガソリン代のコストを抑えられるでしょう。

安全装備の充実化

近年のクルマ選びにおいて、安全装備は欠かせない要素です。スズキ ソリオでもこれまでも先進的な安全技術が採用されてきましたが、新型ソリオではさらにアップデートが行われています。
単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせで車両や歩行者、自転車を検知可能な衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準で装備。
また新たに車線維持支援機能や低速時ブレーキサポート(前進・後退)を追加。さらに上位グレードにはアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や死角をカバーするブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]、駐車場からの後方発進をサポートしてくれるリヤクロストラフィックアラート(HYBRID MZ、HYBRID MV)等を追加。ドライバーの負担を軽減してくれるだけでなく様々な面でサポートしてくれるでしょう。

カスタムパーツとアクセサリーの充実

 スズキ ソリオのユーザー層は、若年層からファミリー、シニア層まで幅広いですが、それぞれのライフスタイルに合わせたカスタムパーツやアクセサリーが豊富に用意されている点も特徴です。
エクステリアをよりクールに仕上げるアルミホイールやお手軽に高級感をアップさせるメッキパーツなどより個性的な外観を演出できます。

インテリアでは、シートカバーやフロアマット、LEDルームランプなど、用途や好みに合わせたカスタムが可能。また、車中泊などで活躍してくれるリラックスクッションなども用意されておりレジャーや旅先でも役立つことでしょう。純正パーツは品質面での安心感があり、愛車を長く大切に乗りたいユーザーにとっては魅力的な選択肢です。

アルミホイール(ブラック)
フロアイルミネーション
リラックスクッション

価格帯とコストパフォーマンス

気になるのは、やはり「新型ソリオ」の価格帯です。今回の一部改良では、安全装備や内外装の質感が向上したため価格も改定されています。
新型ソリオの価格は以下の通りです

【ソリオ】

  • HYBRID MG  1,926,100 円(2WD/オーディオレス仕様)
  • HYBRID MX  2,051,500 円(2WD/オーディオレス仕様)
  • HYBRID MZ  2,248,400 円(2WD/オーディオレス仕様)

【ソリオ バンディット】

  • HYBRID MV  2,303,400 円(2WD/オーディオレス仕様)

自分のライフスタイルに合わせて必要な装備やカスタムを選べる柔軟性もソリオの魅力のひとつです。ファミリー層であれば安全装備を充実させるのがおすすめですし、アウトドア派ならキャンプグッズを積みやすいラゲッジオプションをプラスするといった選び方ができます。

新型ソリオのまとめ

ここまで紹介してきたように、新型ソリオは下記の点が大きく進化しています。

1. エクステリアデザインの刷新
・フロントマスクの形状が一新され、よりスタイリッシュに。
2. 燃費性能の向上
・全グレードマイルドハイブリッドに一本化され、エンジンも刷新されたことで燃費効率が高まる。
3. 安全装備のアップデート

・ 衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援システムなどの精度が向上し、先進安全技術を標準・グレード別設定。

これらの進化を総合的に見ると、新型ソリオは旧型ソリオの長所をしっかりと引き継ぎながら、現代のニーズに合わせて確実にアップデートされた一台と言えます。特に燃費性能と安全装備の強化は、多くのドライバーにとって大きなメリットとなるでしょう。

どんなユーザーにおすすめか

「新型ソリオ」は以下のようなユーザーに特におすすめです。

ファミリー層

幼い子どもや高齢の方を乗せる機会が多いなら、安全装備の充実や広い室内空間は大きな魅力です。後席にチャイルドシートを装着しても余裕のあるスペースが確保でき、買い物時や旅行の荷物もたっぷり載せられます。

アウトドア派・レジャー好き

キャンプやスポーツなどアウトドア活動が好きな方にとって、シートアレンジの自由度の高さやラゲッジスペースの広さは非常に便利。さらに燃費の良さも、長距離ドライブの多いレジャー派にはコストを抑える嬉しいポイントです。

街乗り中心のユーザー

コンパクトながらも室内が広く、取り回しが良いので街中での駐車や狭い道の走行もストレスなくこなせます。アイドリングストップやマイルドハイブリッドシステムのおかげで、燃費面も安心感があります。

高齢ドライバーや初心者ドライバー

広い視界と多彩な安全装備が備わっており、様々な面でサポートしてくれます。また、ボディサイズがコンパクトな分車両感覚をつかみやすく、駐車も比較的容易に感じることでしょう。

お得にソリオを購入する方法

新型ソリオをお得に購入するには、軽スタジオプラス超低金利プランの利用がおすすめです。新車で約200万円する新型ソリオは、ローンを利用される方も非常に多いです。

ローンなら毎月の支払額を抑えることができ、無理なく希望する車に乗れます。軽スタジオプラスでは、新車1.9%の超低金利プランを提供しており、お得に新車に乗ることができるためおすすめです。

車種やグレードによっても異なりますが、他社同等プランと比較しても何十万円も差額が出ることもあります。
ぜひ一度比較してみてください。

最後に

2025年1月に行われた今回の一部改良で、「スズキ ソリオ」はコンパクトカー市場においてさらに強い存在感を放つ一台へと進化しました。旧型ソリオの良さを継承しつつ、現代のドライバーが求める燃費性能や安全装備、快適性を高い次元で満たしている点は多くのユーザーにとって魅力的に映るはずです。

新型ソリオの発売を機に、旧型から乗り換えるユーザーも多いかもしれません。安全面と燃費性能の向上は、クルマを選ぶ上で最も重視されるポイントの一つとなっており、維持費や安心感という形で日々の生活をサポートしてくれます。スタイリッシュなデザインに加え、室内空間の広さやアレンジのしやすさといった実用性の面でも文句なしの完成度を誇る新型ソリオは、2025年のコンパクトカー市場を牽引する存在となるでしょう。

今まさにコンパクトカーの購入を検討している方、あるいは旧型ソリオからの乗り換えを検討している方には、ぜひ一度「軽スタジオプラス」へご来店ください。カタログだけではわからない座り心地や安全装備の使い勝手を体感することで、「新型ソリオ」の真価がより実感できるはずです。
家族や友人と一緒に、それぞれの目線でクルマをチェックしてみるのもよいでしょう。

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ガソリン代高騰!!2025年版 エコドライブのコツ:燃費を良くする5つの方法

2025.1.8  新着情報 

 昨今上がり続けるガソリン代。つい先日も政府の補助金が縮小され5円ほどの値上げが実施されました。

ますます家計を圧迫するガソリン代。そんな中、近年では燃費を良くするためエコドライブに注目が集まっています。

エコドライブとは、車を効率的に運転し、燃費を向上させながら環境への負荷を減らす運転技術や習慣のことです。2025年現在、自動車業界ではEV(電気自動車)やハイブリッド車の普及が進む一方、ガソリン車やディーゼル車(軽油)もまだまだ多く使用されています。どの車種であってもエコドライブを心がけることで、燃料費の節約、CO2排出量の削減、さらには車両の寿命延長にもつながります。

この記事では、2025年版として最新の情報を踏まえ、燃費を向上させるためのエコドライブのコツを5つご紹介します。これらの方法を実践することで、日々の運転がさらにエコで経済的かつ環境に優しいものになるでしょう。

なぜガソリンが高騰?

そもそも、なぜレギュラーガソリンや軽油が値上げされるのか?それには様々な要因が組み合わさって価格が上昇していると考えられます。
まず、第一に考えられるのは政府の燃料補助金の縮小です。政府は2022年1月から、ガソリン価格高騰による家計負担を軽減するために燃料補助金を交付してきましたが財政負担の増大を理由に、2024年12月19日から段階的な縮小を決定しました。これにより、補助金で抑えられていた価格が市場価格に反映され、ガソリン価格の高騰につながっています。また、為替市場においても円安傾向が続いており輸入コストや人件費が増加したことも考えられます。今後も原油市場の動向や為替市場の変動によっては、さらに値上げされる可能性も懸念されています。

1.穏やかな加速と減速を心がける

エコドライブの基本中の基本は「穏やかな運転」にあります。急加速や急ブレーキは、燃料を大幅に消費する原因となります。特に加速時にはエンジンが一気に多くの燃料を消費するため、緩やかにアクセルを踏むことで燃料の消費を抑えることができます。

具体的なポイント:

  • アクセルペダルをじわじわと踏み込むことを意識する。
  • 減速時にはエンジンブレーキを活用し、無駄なブレーキ操作を避ける。
  • 車間距離を十分に保つことで、前方車両の動きを予測してスムーズな運転を行う。

最新の技術サポート:

近年の車両には、多くの車種で「エコモード」が搭載されています。このモードを利用すると、車両が燃費効率の良い走行をサポートしてくれるため、積極的に活用しましょう。

2.適切な速度を保つ

一定の速度で走行することは、燃費向上の重要な鍵です。高速道路ではスピードを出し過ぎると燃料消費が増えますが、逆に遅すぎる速度でもエンジン効率が悪くなる場合があります。

最適な速度の目安:

  • 一般的に、ガソリン車やディーゼル車は時速60~80kmが最も燃費効率が良いとされています。
  • 電気自動車の場合も同様に、一定の速度を保つことがバッテリーの消耗を抑えるポイントです

クルーズコントロールの活用:

2025年最新の車両には、高性能なクルーズコントロール機能が備わっています。これを使用することで、一定の速度を維持しやすくなり、燃費効率をさらに高めることができます。

3.車両のメンテナンスを怠らない

エコドライブを実践するためには、車両の状態を常に良好に保つことが欠かせません。タイヤの空気圧を適正に保つことやエンジンのコンディションなど、細かな点に注意を払うことで燃費を大幅に改善できます。

注目すべきメンテナンスポイント:

  • タイヤの空気圧: タイヤの空気圧が低下すると地面との摩擦が増え、エンジンに余分な負荷がかかります。適正な空気圧を保つことで、タイヤの抵抗が減り、燃費が向上します。
    2025年最新の車両では、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)の装着率も少しづつ上がってきています。これを活用するのが便利です。
  • エンジンオイル: 適切な種類のエンジンオイルを使用し、定期的に交換することで、エンジンの効率を最大化します。
  • エアフィルター: 汚れたエアフィルターはエンジンの効率を下げるため、定期的に清掃や交換を行いましょう。

4.車の積載量を最適化する

不要な荷物を積んでいると、車の重量が増加しエンジンの負担が大きくなり、それに伴い燃費が悪化します。不要な荷物を積んだままにせず、車内を整理し、必要最低限の荷物だけを積むようにしましょう。
特に長距離ドライブや高速道路を使用する際には、空気抵抗の影響が顕著に表れるため、注意しましょう。

具体的な改善策:

  • トランクや後部座席に積みっぱなしの荷物を定期的にチェック。
  • 車外に設置したルーフラックやキャリアを取り外すことで、空気抵抗を減らす。

5.エコ運転をサポートするアプリやデバイスを活用する

近年エコドライブを支援するさまざまなデバイスが登場しています。これらのツールを活用することで、運転中のデータを可視化でき改善点を視覚的に把握しやすくなり、燃費向上につなげることができます。

おすすめのツール:

  • エコドライブサポート機能付きドライブレコーダー: 運転中の急加速や急減速、急ハンドルを検出しお知らせしてくれるドライブレコーダー。
  • カーナビの活用: 最新のカーナビでは、燃費の良いルートを提案してくれる機能が搭載されている場合があります。また、渋滞を避けるために、リアルタイムの交通情報を活用してルートを最適化することも効果的です。これらを利用することで時間と燃料の両方を節約できます。

燃費の良い自動車に乗り換える

エコドライブを実践することは重要ですが、そもそも燃費性能が優れた自動車に乗り換えることも、燃料費を削減し、環境負荷を大幅に低減する効果的な方法です。近年では、軽自動車やコンパクトカーを中心に燃費性能の高い車種が数多く登場しています。特にハイブリッド車や一部のガソリン車は、技術革新によって驚くべき低燃費を実現しています。

2025年現在、おすすめの燃費の良い車種をいくつかご紹介します。

1. ミライース(ダイハツ)

ミライースは軽自動車の中でも燃費性能に優れたモデルで、街乗りから長距離ドライブまで幅広く活躍します。また、「TAF(Total Advanced Function)」技術を採用しており、燃費性能だけでなく走行性能や安全性能も向上しています。経済性を重視する方には最適です。

WLTCモード 25.0km/L
TAF(タフ)/進化した衝突安全ボディ

2. アルト(スズキ)

スズキのアルトは、長年にわたり軽自動車市場で人気を誇るモデルです。低価格ながらも高い燃費性能を実現しており、特に街乗りや通勤での使用に最適です。軽量化されたボディが効率的な走行をサポートし、維持費も抑えられるため初心者にもおすすめです。

WLTCモード 27.7km/L
マイルドハイブリッド/エネチャージ

3. ヤリス(トヨタ)

トヨタのヤリスは、ガソリン車とハイブリッド車の両方を展開しており、特にハイブリッドモデルはトップクラスの燃費性能を誇ります。コンパクトなボディでありながら室内空間も十分に確保されており、家族や通勤に適した万能車です。トヨタの信頼性も大きな魅力です。

WLTCモード 36.0km/L
Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティ センス)

4. フィット(ホンダ)

フィットは、ホンダが誇るコンパクトカーで、ハイブリッドモデルはもちろん、ガソリンモデルでも優れた燃費性能を発揮します。荷室容量が広く、使い勝手が良いため、日常使いからレジャーまで幅広く活躍します。また、ホンダ独自の安全技術「Honda SENSING」が搭載されており、安心して運転できます。

WLTCモード 30.2km/L
e:HEV(イー エイチ イー ブイ)

5. ノート(日産)

日産ノートは、特にe-POWER技術を採用したハイブリッドモデルが注目されています。このシステムは、エンジンを発電専用に使用し、モーターで走行することでガソリン車とは一線を画したスムーズな走りと高い燃費性能を実現します。都市部でのストップ&ゴーの多い運転に適しており、燃料消費を効率的に抑えることが可能です。また、室内空間の広さや上質な内装も特徴で、通勤やファミリーカーとしても人気の高いモデルです。先進的な運転支援機能が充実している点も、安全を重視する方には大きな魅力となっています。

WLTCモード 28.4km/L
プロパイロット

まとめ

エコドライブは環境にもお財布にも優しい選択

エコドライブは、単に燃費を向上させるだけでなく、環境保護や安全運転にもつながるメリットがあります。2025年現在、技術革新と情報の進化により、誰でも簡単にエコドライブを実践できるようになっています。
本記事でご紹介した5つの方法をぜひ日々の運転に取り入れてみてください。小さな努力が大きな節約と地球環境への貢献につながります!

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